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ローコストの仕組み

「なぜソルトレークなのですか?」私が、ユタ州ソルトレークで弁護士を開業していると告げると、 多くの日本人の方がもつ最初の疑問です。でも、実は、ユタだからこそ日系企業のクライアントに喜んで頂く仕事ができるのです。 そして、実際に東証一部の上場企業から生まれたばかりの企業まで、ユタ州の私の事務所に全米各地及び日本から依頼頂いております。 ユタ州を選んだ一番の理由は、多国語を話せる優秀な弁護士がリーズナブルなレートで、法律業務を提供しているからです。 もちろん、それ以外にも多くの要因がありますが、ここでは、主に弁護士報酬について説明します。

私は、弁護士報酬を抑えるのは、クライアントだけの責任ではなく、弁護士との共同作業と考えています。 現在、私の弁護士報酬は、時間給の場合は、最高1時間250ドルです。250ドルのレートを適用できない分野としては、 特許・商標等の特殊または専門的な分野に限定しています。状況に応じて、他のパートナーやアソシエートに仕事を分担してもらったりもしますが、 私のポリシーに沿って仕事を進めてくれる弁護士とだけ組むようにしています。 したがって、ほとんどの場合は、私の担当する案件については、最高額は通常1時間250ドルであり、 ほとんどの案件においては、他のさらにレートの安い弁護士、パラリーガル、リーガルアシスタント等と協力して、 クライアントの負担を可能な限り最少にするように努力しています。したがって、最終的には、 多くの案件で請求時間の一部または全部において250ドル未満のレートが適用されます。

報酬が安いといっても、法律業務の質が悪くては本末転倒になってしまいます。高いサービスレベルを保ちながらもリーズナブルなコストで、 法律業務を提供する方法でなければ、日系企業や在留邦人のクライアントに喜んで頂けません。 私が、カートン&マッコンキー国際総合法律事務所を選んだのは、まさにこの理由が大きいのです。 当事務所は、多国籍の強大なクライアントから法律業務を担当するように依頼されて発展してきており、 今でもそのクライアントに対してかなりの業務を提供しています。 従って、安定的なクライアントのおかげでマーケティングに労する経費や手間が他の事務所に比べてかからず、 しかも、世界中で提供している法律業務に関して高品質を保つために常に一流のロースクールの優秀な弁護士だけを雇用しているのです。 こういったことから、廉価かつ高品質の法律業務の提供が可能であり、例えば、 私のチームとして訴訟を担当するスタンフォード大学卒とかハーバード大学ロースクール卒のパートナーであっても、 1時間200ドル程度のレートで仕事ができるのです。

それでは、具体的にはどうやって弁護士報酬を低く抑えているかの秘密を解き明かします。

大都市で開業しない

弁護士の最大の経費は、事務所の維持費です。家賃、光熱費、通信費、雑費等は、毎月高額になります。 これらの経費は、弁護士報酬の一部としてクライアントが最終的には負担しています。 ソルトレークと大都市のオフィスの家賃を同じような条件で単位床面積辺りのオフィス賃貸料を比べると、 ソルトレークのほうが安いというのは疑いの余地がありません。

さらに、法律事務所を維持するために必要なさまざまなスタッフの給与も大きな要因となります。受付、秘書、アシスタント、 ITスタッフ等は、ニューヨークであっても、ソルトレークであっても、優秀な従業員は見つかりますし、 所在地によって提供する法律業務の質に大きな影響を与えるものではありません。 すなわち、物価の違いが弁護士報酬へも大きく影響するのは明らかであって、オフィスをソルトレークに構えることで、報酬を低く抑えられます。

レートの高い弁護士と組まない

全米各地の弁護士のレートについて正確で信頼できる公的な統計(いろいろな統計があるにはありますが、 それぞれの事務所の条件を正確に反映するのは至難の業でしょう。)があるわけではありませんが、私の経験上正確でなくとも、 かなり近い数値だと考えているのが、ソルトレークについてはパートナーレベルでも通常1時間当たり200ドル台、高くとも300ドル前半でしょう。 大都市であれば、300ドルは当たり前で、500ドルという弁護士もいます。 もちろん、ユタにおいても特殊な業務(特許・商標関係)を行う弁護士であれば少し高くなりますが、 そういった業務は大都市においても高くなりますので、ユタ州の弁護士の価格的な優位性は変わりません。

もちろん、裁判等ユタ州以外のライセンスが必要な場面もでてきます。 そんなときは、ユタ州の弁護士に依頼しては用が足りないのではと心配されるのももっともですが、実は案外そうでもないのです。 まず、訴訟がらみの案件であっても、証拠開示等を行う過程で和解するのがほとんどであり、実際に訴訟までいたるものは一部です。 従って、レートの高い弁護士に案件の全ての過程を通じて依頼する必要性はないのです。万一訴訟になっても、 当事務所には、カリフォルニア州、ニューヨーク州を始めいろいろな州のライセンスを持っている弁護士もおり、 一定以上の額の訴訟であれば、ユタから出張しても最終的には費用が安く上がることが多いのです。 さらに、必要となれば訴訟の部分だけを大都市の弁護士に担当させるようにしています。こういったアレンジで、 かなりの弁護士費用が節約できます。案件が大きければ大きいほど、その効果は絶大です。案件の内容と規模にもよりますが、 大都市の事務所に依頼した場合の2分の1から上手くいけば3分の1の経費で済むことも不可能ではありません。

通常弁護士は、依頼を受けると大型案件や高度な内容の案件の場合は、チームを組んで仕事を分担します。 当事務所の弁護士たちのレートは、既に説明したように大口の安定的なクライアントがいるためユタ州の中でも低いほうですが、 私は、一緒にチームを組む弁護士は、その中でも特に選んだ信頼できる人を予め決めています。 優秀な弁護士でも高いレートでは、私のポリシーに反するからです。優秀で高い弁護士は当たり前ですが、 様々な努力で優秀でもリーズナブルなレートを保っている弁護士を理想とすべきだと考えています。

高い家賃をできるだけ払わない

高い家賃をできるだけ払わない方法は、いくつもあります。まず、事務所内にはできるだけ個人専用のオフィスを設定しないようにします。 それは、専用のオフィスを持つと経費が掛かりレートを押し上げる要因になるからです。 ユタは物価が安く家賃も大都市に比べるとかなり負担は軽いのですが、それでも不動産関係費用はかなりの額になるのは間違いありません。 業務内容によってはオフィスにいない時間が多い弁護士もいますし、アソシエートやパラリーガルも工夫次第ではスペースを共有するのは十分可能です。

次に、オフィスビルも高層階ほど家賃が高くなりますので、クライアントとの会議スペースだけは高層階に設置して、 弁護士のオフィス、バックオフィスは家賃の安い低層階に設けたり、倉庫スペースを離れた場所に設置したり、 デジタルデータでの書類・書籍等の保管や管理をするなど、家賃を低く抑えるさまざまな工夫をします。

無駄な会議をしない

私は、昔から無駄な会議をできるだけ避けるようにしています。 クライアントのために会議をする際、全ての時間に全ての弁護士が必ず必要というものではありません。 ある部分は、弁護士A, B, Cが必要でも、別の部分は弁護士B, D, Eが必要になるかもしれません。 しかし、論点ごとに弁護士が出たり入ったりするのは現実的ではなく、結局必要な弁護士が全ての時間参加することになり、 それらの時間はクライアントにチャージされるかもしれません。

私の仕事の進め方は、私が中心になり全ての業務の進捗を把握し、必要であれば専門的な部分は専門家として経験の深い弁護士に分担させて、 私が進捗を管理するようにしています。そうすれば、関係者が全て集まって会議をする機会を最小限にし、 その時間をクライアントにチャージする必要もなくなるからです。

ロースクールローンを残さない

ロースクールのランクが、弁護士報酬に大きく影響を与えているのは自明の理です。 ランキングの高いロースクールを優秀な成績で卒業した弁護士は、通常大規模な事務所に勤務して高額な報酬を得ます。 熾烈な競争を勝ち残ってきたのですから、クライアントも納得して支払うのでしょう。 ところが、ランクの高いロースクールが全て経費も高いわけではありません。ランクが高くとも授業料の安い州立大学等もあります。 ポイントは、ロースクール3年間の授業料、生活費等の総合計ができるだけ低くなるような学校の選択をしたかどうかです。 これは、ロースクールを卒業した後に残る多額の借金に、直接的に影響を与えます。ロースクールを含め大学院からの卒業生のほとんどは、 スクールローンと呼ばれる借金を背負って社会に旅立ちます。

ロースクールを卒業するとプレミアムと呼ばれる一般の大学卒業生より上乗せされた報酬を得ますが、 3年間の経費をこのプレミアムで割った数字をだせば、どれくらいの期間で経費を回収できるかわかります。 もちろん短ければ短いほど良いのですが、回収期間が10年とか15年というのはざらに見受けられます。 興味のある方は、ビジネス雑誌などに、ビジネススクールの経費とそれをどれくらいの期間かかって回収するかという統計が掲載されていますので 参考にして下さい。ロースクールも傾向としては、ビジネススクールと大差はないはずです。 ちなみに私の母校(ロースクール&ビジネススクール)のブリガム・ヤング大学(BYU)のビジネススクールは、 ビジネスウィークで最短で回収できるとしてベストワンにランクされています。

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